動画編集で分からないことがあったらネット調べればすぐ出てきます。
用語が分からない・・・
という人のための記事です。
ソフトが様々でも用語は同じです。完全に覚える必要はないですが、調べるときや仕事を受注するときに頭の中に言葉があると、早く解決できることもあります。
ざっとメモ程度にまとめたので、見ていってください。
基本用語
クリップ (Clip)
動画や音声の一部分を指します。編集の素材として使用します。
シーケンス (Sequence)
タイムライン上でクリップを配置し、編集を行うための作業エリアです。
タイムライン (Timeline)
編集作業を行う領域。クリップを時間軸上に配置して、順序や長さを調整します。
トランジション (Transition)
クリップ間のつなぎ目を滑らかにする効果。クロスディゾルブやフェードなどがあります。
カット (Cut)
不要な部分を削除すること。クリップを分割することも含まれます。
トリミング (Trimming)
クリップの開始点や終了点を調整し、不要な部分を取り除くこと。
レンダリング (Rendering)
編集した動画を最終的に出力形式に変換するプロセス。プレビュー時にも一時的なレンダリングが行われます。
エクスポート (Export)
完成した動画を指定した形式で書き出すこと。
映像編集関連用語
フレームレート (Frame Rate)
1秒間に表示されるフレーム数。一般的には24fps、30fps、60fpsなどがあります。
解像度 (Resolution)
動画の画面サイズ。一般的な解像度には720p、1080p、4Kなどがあります。
アスペクト比 (Aspect Ratio)
画面の縦横比。16:9、4:3、1:1などが一般的です。
カラーグレーディング (Color Grading)
映像の色調を調整する作業。色合い、明るさ、コントラストなどを変更します。
モーション (Motion)
動きやアニメーションの効果。パン、ズーム、回転などがあります。
キーイング (Keying)
特定の色を透明にして背景を変更する技術。グリーンスクリーンが一般的です。
マスク (Mask)
特定の部分を隠すための手法。エフェクトの適用範囲を限定する際に使用されます。
音声編集関連用語
オーディオトラック (Audio Track)
音声クリップを配置するためのタイムライン上のレイヤー。
オーディオゲイン (Audio Gain)
音声のボリュームレベルを調整するための設定。
フェードイン (Fade In)
音声や映像が徐々に現れる効果。
フェードアウト (Fade Out)
音声や映像が徐々に消える効果。
ボイスオーバー (Voice Over)
動画にナレーションを追加すること。
特殊用語
Bロール (B-Roll)
メインの映像を補完するための映像。インタビューの合間に挿入されるカットなど。
モンタージュ (Montage)
複数のクリップを連続して表示することで、短い時間で多くの情報を伝える技法。
ストーリーボード (Storyboard)
映像の構成を視覚的に表現したスケッチ。撮影や編集の指針となります。
ルミナンス (Luminance)
映像の明るさの成分。白黒映像として表現されることもあります。
クロマキー (Chroma Key)
背景色を特定の色(通常は緑または青)に置き換える技術。
まとめ
用語を理解し、使いこなすことで、動画編集の基本スキルをより深く習得することができます。
また、仕事を受注するときの自身の紹介文やポートフォリオ動画で、自分のスキルを提示するときにこれらの用語を用いると「わかってるなぁ」「この人に仕事を頼もう」と頭ひとつ出ることができます。
初心者の方は、これらの用語を頭に入れて実際に編集作業を行いながら、徐々に慣れていくと良いでしょう。
ではまた次の記事で。
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