秋になると、朝晩がひんやりしてきて、温かいスープが恋しくなります。
そんなときに私がよく作るのが、この「きのこと豆腐のふわふわスープ」。
低カロリーなのに満足感があり、体の芯からほっと温まる一杯です。
僕の中では「一番好きなスープ」といってもいいほど、何度もリピートしているお気に入りレシピなんです。
🍄きのこと豆腐のふわふわスープの魅力
きのこへの愛着
僕はとにかくきのこが大好きです。
しめじをほぐすときの「もっちり感」がたまらなくて、無心でほぐしていると不思議と心までほぐれる気がします。
しいたけの断面のかわいさにも毎回癒されていて、「これキーホルダーにしたいな」と思うほど。
軸の部分の“お肉っぽい”食感もお気に入りで、炒めるたびに「うまっ」とつぶやいてしまいます。
きのこは食物繊維が豊富で腸内環境を整えるだけでなく、免疫力を高めるβ-グルカンも含まれています。
風邪をひきやすい季節の変わり目にぴったりの食材です。
動画で作り方を確認した方はこちらから
ネギ愛が止まらない
僕は昔から「ネギ」という言葉に弱くて、ラーメン屋さんで「ネギ塩」「ネギ味噌」と書かれているだけで頼んでしまうほどのネギ好きです。
今回は、ごま油でネギを炒めて香りを出すネギ油風にするのがポイント。
炒めたネギの香ばしさがスープ全体に広がり、調味料が少なくても満足感のある味になります。
ネギにはビタミンCや硫化アリルが含まれており、風邪予防や血流促進にも◎。
寒い時期の体調管理にもおすすめです。
豆腐と卵で“ふわとろ”のやさしさ
豆腐は絹ごし派です。
木綿も好きですが、絹ごしのあのなめらかさがたまりません。
「もう豆乳でいいんじゃないか」って思うくらいのやわらかさが理想です。
母が手のひらの上で豆腐を切っていた姿をよく思い出します。
僕も挑戦したことがありますが、毎回ちょっとビクビクしながら切ってます(笑)。
卵を加えるとスープがふわっと優しい食感になり、水溶き片栗粉でとろみをつければ体の中まで温まります。
調味料は少ないのにしっかり美味しい、低カロリーで満足度の高いスープです。
🍲きのこと豆腐のふわふわスープ レシピ
材料(2人分)
- しめじ:100g
- しいたけ:6個
- 長ねぎ:1本(白い部分も青い部分も使用)
- 豆腐(絹ごし):1/2丁(150g)
- 卵:1個
調味料:
- ごま油:大さじ1
- 水:3カップ(600ml)
- 和風顆粒だし:小さじ1
- 塩:小さじ1
- 水溶き片栗粉:片栗粉(大さじ1)+水(大さじ2)
🥣作り方
1. 下準備
- しめじ(100g)は石づきを切り、手でほぐします。
- しいたけ(6個)は軸と傘を分け、軸は細切り、傘は5mm幅にスライス。
- 長ねぎ(1本)はみじん切りにします。
- 豆腐(1/2丁)は1.5cm角に切ります。
- 片栗粉(大さじ1)と水(大さじ2)を混ぜて水溶き片栗粉を作ります。
2. 炒める
鍋にごま油(大さじ1)を熱し、長ねぎを炒めます。
香りが立ってきたら、それだけで「もうご飯食べたいな…」と思うほどいい香りです。
3. 煮込む
水(3カップ/600ml)と顆粒だし(小さじ1)を加え、豆腐、しいたけ、しめじを入れます。
煮立ったら弱めの中火で3〜4分煮て、きのこの旨味を引き出します。
4. 仕上げ
溶き卵(1個分)をそっと回し入れ、20秒ほど触らずに待ちます。
ふわっと卵が浮いてきたら、豆腐を崩さないように優しく混ぜます。
塩(小さじ1)を加え、弱火にしてから水溶き片栗粉を少しずつ入れます。
とろみがついたら火を止めて完成です。

🍃美味しく作るポイント
- 卵を入れたらすぐに混ぜないのがコツ。ふんわりした仕上がりになります。
- ごま油とネギの香りで、だしを少なくしてもコクのある味に。
- 絹ごし豆腐を使うとスープ全体がやわらかくなり、飲みやすく上品に仕上がります。
✨まとめ:心と体がほっと温まるスープ
きのこの旨味、豆腐のなめらかさ、卵のふわっと感。
どれもが絶妙に溶け合って、飲むたびにじんわりと癒されるスープです。
仕事で疲れた日、冷えた夜、なんとなく元気が出ないとき——
そんな日にこの「きのこと豆腐のふわふわスープ」を作ると、
「今日も悪くなかったな」って思える、心まで温まる一杯になります。
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