心と時間に余白をつくる、やさしい暮らしのひととき
こんにちは。
今日は私が”今年こそは!”と、楽しみにしている「梅しごと」、中でも自家製梅酒についてご紹介します。
動画で作り方を確認した人はこちらから
🍃 梅酒作りは、“飲み物を作る”だけじゃない
6月、梅の季節になると、スーパーや八百屋さんで青梅が並び始めますよね。
「今年もそろそろかな」と、毎年そわそわしてしまうのは私だけではないはず…。
梅酒作りには、ただの“保存食”とは違う、心がほぐれるような魅力があるんです。
🌿 忙しい日々の中で、心を整える「梅しごと」
- コーヒーを片手に、梅を一粒ずつ丁寧に扱う時間。
忙しい日々をふっと忘れ、手の中の梅に集中することで、心が落ち着いていくのを感じます。 - 非効率だけど、豊かな時間。
効率ばかりを求められる毎日だからこそ、梅酒作りのような“丁寧さ”が心に沁みます。 - 五感で癒されるひととき。
洗い上げた梅のつや、瓶にホワイトリカーを注ぐ音、梅が並んだガラス瓶の美しさ…。
小さな感動が、五感を優しく満たしてくれます。
📽 憧れのあのシーンを、自分の手で
映画『海街diary』で四姉妹が縁側で梅しごとをするシーン。
あの丁寧な時間に憧れて、私も今年こそ…と思い立つ方も多いのでは?
一粒ずつへたを取る作業、瓶詰めの静かな楽しさ──それは、暮らしを愛する自分との対話でもあるのです。
🍸 基本の梅酒レシピ(仕込み量:4L瓶分)
🍑 材料(目安)
材料 | 分量 |
---|---|
青梅 | 1kg |
氷砂糖 | 1kg(※控えめにしたい方は400〜800g) |
ホワイトリカー | 1.8L(35度) |
保存瓶 | 容量4L・しっかり消毒したもの |
竹串 | 梅のへた取り&穴あけ用 |
📝 アレンジ:
・甘さ控えめにしたい方 → 氷砂糖を800g以下に
・ブランデー梅酒に → ホワイトリカーをブランデーに
・自然な甘さにしたい方 → 氷砂糖をはちみつ(1.2倍)や黒糖(1.1倍)に置き換えても◎
🫧 作り方(所要時間:約30〜40分)
① 梅の下ごしらえ
- 青梅をやさしく水洗い。
- 竹串でへたを一粒ずつ丁寧に取ります。
- 清潔なふきんで水分を完全に拭き取る(ここがカビ予防の大切なポイント!)。
💡 こすらずに、やさしく押さえるように拭くのがコツです。
② 保存瓶を消毒
- 瓶に少量のホワイトリカーを入れて、全体に行き渡らせます。
- 自然乾燥、またはふきんでしっかり水気を取っておきましょう。
③ 穴あけ(お好みで)
竹串などで梅に小さな穴を開けておくと、エキスがよく出て味がまろやかになります。
④ 瓶詰め
- 梅 → 氷砂糖 → 梅 → 氷砂糖…と交互に入れます。
- 最後にホワイトリカーを静かに注ぎ、しっかり蓋をします。
⑤ 熟成させる
- 冷暗所で保存。
- 時々瓶をそっと回して全体をなじませます。
- 半年後から飲めますが、1年経つとより味に深みが出ます。
🧡 梅酒作りは、自分を大切にすること
「お酒はあまり飲まないけれど、梅酒だけは好き」という方も多いですよね。(私がそうです 笑)
手作りの梅酒は、味わいだけでなく、過ごした時間そのものが美味しさになる気がします。
梅雨の季節に静かに自分と向き合い、梅を通して“丁寧に暮らす”感覚を味わってみませんか?
コメント