今回ご紹介するのは、ただの唐揚げでは終わらない「ハニーバターチキン」。
ジューシーに揚げた唐揚げに、はちみつとバターのソースを絡めた、甘じょっぱくて一度食べるとやみつきになる一品です。
韓国では2014年に「ハニーバターチップ」が発売されて以来、ハニーバター味が大ブーム。日本でも2020年代に人気を集めました。私は流行に疎いので、かなり後になってからこの美味しさを知ったのですが、食べた瞬間「どうしてもっと早く作らなかったんだろう!」と思ったほど。
この甘みと塩気の組み合わせは、塩キャラメルやみたらし団子と同じ原理で、脳に「もっと食べたい!」と信号を送ってしまう魅惑の味なんです。
このレシピは2人分で、一食あたり約270円、800kcal。
食べすぎ注意の罪な唐揚げ、ぜひ楽しんでください。
動画で作り方を確認したい方はこちらから
【ハニーバターチキン】レシピ(2人分)
材料
(鶏肉の下味)
- 鶏もも肉:400g
- にんにく:1かけ
- しょうが:1かけ
- しょうゆ:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
- 黒こしょう:少々
(衣)
- 薄力粉:大さじ2
- 片栗粉:大さじ4
(揚げ油)
- 油:適量
(ハニーバターソース)
- バター:10g
- はちみつ:大さじ3
- 唐辛子またはチリフレーク:小さじ1/2
- しょうゆ:小さじ1
作り方
1. 鶏肉の下準備
鶏もも肉(400g)の水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、余分な脂を取り除きます。
食べ応えを出したいので、私は一口より少し大きめのサイズにカット。
「揚げ物にバターと蜂蜜って、カロリー的に理性を保てるかな…」と思いつつも、この時点で美味しさの予感にワクワクしてしまいます。
2. 下味をつける
切った鶏肉をポリ袋に入れ、すりおろしたにんにく(1かけ)、しょうが(1かけ)、しょうゆ(大さじ2)、酒(大さじ1)、塩(小さじ1/4)、黒こしょう(少々)を加えてよく揉み込みます。
昔は「唐揚げって切って揚げるだけ」と思っていた私ですが、下味が美味しさの秘訣だったんですよね。
冷蔵庫で20~30分寝かせている間に洗い物をする「隙間時間」もお気に入り。
3. 衣をまぶす
薄力粉(大さじ2)と片栗粉(大さじ4)を混ぜ合わせ、鶏肉にまんべんなくまぶします。
片栗粉を多めにするとカリッと仕上がるので、私はこの黄金比が大好き。
粉をこぼして「あー拭かなきゃ」となるのも毎度のことですが、「美味しい唐揚げが待っている」と思うと乗り切れます。
4. 揚げる(1度揚げ)
油をフライパンに1.5~2cmほど入れて170℃に熱し、鶏肉を皮目から入れます。
片面3~4分ずつじっくり揚げ、こんがり色がついたら一度取り出します。
油の中で唐揚げがジュワジュワ揚がる様子を眺めていると、「これを待ち受けにしたい!」と思うくらい美味しそうで、見ているだけで幸せ。
5. 休ませて2度揚げ
一度取り出した鶏肉を2~3分休ませ、今度は180℃の油で片面30秒ずつ2度揚げ。
カリッとサクッと仕上がり、これだけでも大満足の唐揚げに。
6. ハニーバターソースを作る
ボウルにバター(10g)を溶かし、はちみつ(大さじ3)、唐辛子(小さじ1/2)、しょうゆ(小さじ1)を加えて混ぜます。
「なぜ甘い×しょっぱいはこんなに美味しいんだろう?」と考えつつ、蜂蜜と旨味が脳にドーパミンを放出させるからやみつきになるんだと勝手に納得。
7. 仕上げ
熱々の唐揚げをソースのボウルに入れ、全体に絡めたら完成!
カリカリ衣とジューシーな鶏肉に、甘くコクのあるバターソースがしっかり絡んで、まさに「甘じょっぱさの天国」です。

ハニーバターチキンの魅力
- 甘い×しょっぱいでご飯もビールも止まらない
- 大きめサイズで食べ応え抜群
- 罪悪感すら心地よい「ご褒美唐揚げ」
私の唐揚げ愛と、ブームを後追いしてでも作りたくなった魅惑の一皿。
ぜひおうちで「ハニーバターチキン」を楽しんでみてください!
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