玉ねぎと長ねぎの旨味でほっとひと息
こんにちは。
最近、どうしても体が重たい日が続いていて…
「何か、やさしいものが食べたいな」と思ったときに作ったのが、今回ご紹介する【ねぎ塩スープ】です。
一口飲むと、じんわり体が温まり、心までほぐれていくようなこのスープ。
材料もとてもシンプルなのに、味は本格派。しかも、1食あたり約75円・100kcalほどと、とってもお財布にもやさしいです。
動画で作り方を確認したい人はこちら
🧄 このスープ、なんだか体に効く気がする
使うのは、玉ねぎ・長ねぎ・にんにくという“元気になる”食材たち。
これらに含まれる「硫化アリル」や「アリシン」は、血行促進や代謝アップ、疲労回復や免疫力アップにも効果的と言われています。
私は冷房で体が冷えがちな季節になると、なんとなく調子を崩しやすくて…。
このスープを飲むと内側からじんわり温まっていく感じがして、手放せない存在です。
🧅 玉ねぎと私のちょっとした思い出
実は私、実家が農家です。
昔、収穫した玉ねぎを軒下や物干しに吊るして干していた光景が今でも忘れられません。
あの玉ねぎが、風にゆらゆら揺れている景色って、どこか穏やかで、今思えばとても豊かな時間でした。
ちなみに、玉ねぎを干すと水分が抜けて保存性が増すだけでなく、糖度も上がって辛味が和らぐんですよ。
🥣 材料(2人分)
- 玉ねぎ…1個
- 長ねぎ…1本(白い部分:みじん切り/青い部分:小口切り)
- にんにく…1かけ(すりおろし or チューブ可)
- ごま油…大さじ1
- 水…600ml(3カップ)
- 鶏ガラスープの素…大さじ1
- いり白ごま…小さじ2
- 醤油…大さじ1/2
- 塩…少々
- 粗びき黒こしょう…少々(お好みで)
👩🍳 作り方
① 材料を切る
- 玉ねぎは5mm幅の串切りに。
丸ごと1個使うことで、甘みとコクがぐっと深まります。 - 長ねぎは白と青に分けて:
- 白い部分はみじん切り
- 青い部分は小口切り
長ねぎを切るとき、ふと「玉ねぎと長ねぎって、まあるいのと細長いのとで、なんだか芸人さんみたいだなぁ」と思ってしまいました(笑)。
私の中では「霜降り明星」や「令和ロマン」的な。
② 炒める
- 鍋にごま油を入れて中火で熱し、にんにくを加えて香りが立つまで炒めます。
- 玉ねぎと長ねぎ(白い部分)を加え、しんなりするまで炒めます。
この、加熱したねぎの甘みがたまらなく好きです。
実家では、父が畑から抜いてきた長ねぎをインスタントラーメンに使っていたこともあり、今思えば「贅沢だなぁ」と思います。
当時はねぎが苦手だったのに、今では大好物になったのだから不思議です。
③ 煮る
- 水と鶏ガラスープの素を加えて煮立たせます。
- 弱めの中火にしてフタをし、3〜4分ほど煮込みます。
この段階で、玉ねぎがとろっと柔らかくなってきて、スープの旨味がどんどん引き出されます。
④ 味付け&仕上げ
- 白ごま(小さじ2)、しょうゆ(大さじ1/2)、塩(少々)を加えて味を調えます。
- 小口切りにした長ねぎの青い部分を加えてひと煮立ちさせたら完成!
仕上げに粗びき黒こしょうをひと振りすると、ピリッと味が引き締まって◎。
焼肉屋さんで出てきそうな中華風スープに仕上がります。
🍲 このスープ、じんわり染みます
玉ねぎのとろみ、長ねぎのシャキッと感、ごまの香ばしさ…。
体が冷えているとき、疲れがたまっているとき、何かやさしいものが食べたいとき。
このねぎ塩スープは、心と体をそっと包み込んでくれる味です。
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