🍆なすとトマトのパスタ|出汁なしで旨い簡単夏レシピ

レシピ
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こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。「月の皿」です🌙

8月も半ば。この日はお盆の時期ということもあり、お仕事の方も、お休みの方も、どこか少しソワソワするような夏特有の空気を感じる頃でしょうか。

私は夏の時期が仕事でも忙しくなりやすいのですが、そんなときほど好きなのが、エアコンの効いた部屋でゆっくり料理をする時間です。

包丁で野菜を切って、フライパンの中を眺めているうちに、少しずつ頭の中が整っていくような気がします。

今回は、そんな夏の料理時間に作った「なすとトマトソースのスパゲッティ」をご紹介します。

コンソメや出汁は使いません。

トマト、玉ねぎ、にんにく、ベーコン。シンプルな材料を重ねていくだけで、しっかりと旨みのあるトマトソースになります。

そこへ、ソースをたっぷり吸ったなす。

夏をくるくる巻いて食べるようなスパゲッティです。

🍅赤と紫を見ていたら、頭の中はなぜか着物

まな板の上に並べた、トマトの赤となすの紫。

この色の組み合わせを眺めていたら、なぜか成人式や卒業式で見る振袖や着物のコーディネートを思い出しました。

「赤と紫の振袖って、きれいだよなあ」

なんて考えながら作っているのは、洋風のトマトスパゲッティです。

最近、落語にハマっていることもあって、どうやら着物を見ると反応する頭になっているようです。

パスタを作りながら考えていることは完全に和風。

料理と頭の中が、なかなかのちぐはぐ具合です。

でも、料理をしていると、食材の色や形からまったく関係のない記憶へ飛んでいくことがあります。

そんな時間も、私にとっては料理の楽しさのひとつです。

🌿忙しい夏に、料理をして少し整える

8月半ば。

暑さも続き、お盆の時期でもあり、普段とは少し違った空気が流れています。

私は夏になると忙しさから「早くこの季節が終わらないかな」と思うこともあります。

それでも、トマトやなす、とうもろこし、枝豆といった夏の食材を見ると、「やっぱり夏もいいな」と思わせてもらえます。

真っ赤なトマト。

つやつやした紫色のなす。

暑い外から帰って、エアコンの効いた部屋でそれらをゆっくり切っていると、ソワソワしていた気持ちが少しずつ静かになります。

忙しいときこそ、料理はただ食事を作るだけではなく、自分の頭をひとつずつ整理する時間なのかもしれません。

📝【レシピ】なすとトマトソースのスパゲッティ

分量:2人分
1人分の目安:約360円・約490kcal

※材料費とカロリーは、使用する食材や調味料、購入価格によって変わります。

調理道具に困ったらこちらの記事をどうぞ。

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🛒材料(2人分)

具材

  • トマト:3個程度 またはホールトマト缶:1缶
  • 玉ねぎ:1/4〜1/2個
  • なす:2本
  • にんにく:1かけ
  • スライスベーコン:2枚
  • パスタ:160〜200g

炒める・煮る

  • オリーブ油:大さじ1
  • 白ワイン:大さじ2
  • 塩:小さじ1/2
  • こしょう:少々

パスタをゆでる

  • 塩:大さじ1

トッピング

  • バジル:適量

それでは、ここから作り方をご紹介します。

👩‍🍳作り方

料理の図解

1) 🔪 なすを輪切りにする

  1. なす(2本)はヘタを切り落とし、7mm幅程度の輪切りにします。
  2. 皮はむかず、そのまま使います。
    なすの皮の紫色には、ポリフェノールの一種であるナスニンが含まれています。鮮やかな紫色も、この料理を夏らしく見せてくれる大切な要素です。

2) 🧅 玉ねぎとにんにくを切る

  1. 玉ねぎ(1/4〜1/2個)はみじん切りにします。
    今回は少し多めに使いましたが、トマトの味を前に出したい場合は1/4個程度でも作れます。
  2. 続いて、にんにく(1かけ)もみじん切りにします。
    玉ねぎの甘みとにんにくの香りが、トマトソースの土台になります。

3) 🥓 ベーコンを切る

  1. スライスベーコン(2枚)は1cm幅程度に切ります。
    ベーコンの塩気とうま味が加わることで、コンソメや出汁を使わなくても味に奥行きが出ます。

4) 🍅 トマトをざく切りにする

  1. トマト(3個程度)はヘタを取り、ざく切りにします。

    今回は夏らしいフレッシュな味を楽しみたかったので、生のトマトを使いました。ホールトマト缶を使っても作れます。トマトにはうま味成分として知られるグルタミン酸が含まれています。さらに赤い色素成分のリコピンも含まれており、リコピンは脂溶性のため、オリーブ油などの油と組み合わせる料理にも取り入れやすい食材です。
    真っ赤なトマトを切っていると、それだけで「夏野菜を料理しているな」と少し元気な気持ちになります。

5) 💧 パスタをゆでるお湯を沸かす

  1. 大きめの鍋にたっぷりの水(分量外)と塩(大さじ1)を入れ、火にかけます。
    このあとトマトソースを作っている間に沸かしておくと、ソースとパスタをほぼ同じタイミングで仕上げやすくなります。

6) 🍳 ベーコンから順番に炒める

  1. フライパンにオリーブ油(大さじ1)を入れ、中火で熱します。
  2. まずベーコンを加え、軽く焼き色がついて香ばしくなるまで炒めます。
  3. 続いて、にんにく、玉ねぎを加えて炒め、香りが立って玉ねぎが少し透き通ってきたら、なすを加えます。
  4. 全体がしんなりするまで3分程度炒めます。

    動画では勢いよく全部一度に入れてしまったのですが、あとから考えると、ベーコンを先に少しカリッと炒めたほうが香ばしさを生かせます。
    料理は、作りながら「あ、こっちのほうがよかったな」と気づくこともあります。それも次につながる大事な発見です。

7) 🍷 トマトと白ワインを加える

  1. なすが少ししんなりしたら、トマトを加えます。
  2. 白ワイン(大さじ2)も加え、全体を混ぜながら煮立たせます。
  3. 白ワインは省いても作れますが、加えるとトマトとは少し違った酸味と香りが加わり、味が引き締まります。
  4. アルコール分を飛ばすため、加えたあとはしっかり煮立たせてください。

8) 🍲 トマトを潰しながら煮込む

  1. 煮立ったら弱めの中火にし、ときどき混ぜながらトマトを木べらなどで潰します。
  2. そのまま10分ほど煮込みます。
  3. 生のトマトが少しずつ崩れ、ベーコンや玉ねぎ、にんにく、なすとひとつのソースになっていきます。
    コンソメや出汁を使わなくても、それぞれの食材から出る甘みやうま味が重なることで、しっかりとした味わいになります。

9) 🍝 パスタをゆでる

  1. 鍋のお湯が沸騰したら、パスタ(160〜200g)を入れ、商品の表示時間を目安にゆでます。
  2. 少し歯ごたえを残したい場合は、表示時間より1分ほど短めにゆでて、最後にソースの中で仕上げる方法もあります。
  3. パスタ同士がくっつかないよう、入れた直後は軽く混ぜてください。

10) 🧂 トマトソースの味を調える

  1. ソースを10分ほど煮込んだら、塩(小さじ1/2)、こしょう(少々)を加えます。
  2. 一度味見をして、トマトの酸味やベーコンの塩気を確認してください。
    トマトは品種や熟し具合によって甘みや酸味が違うため、最後の味見が大切です。
  3. トマトは崩れ、なすは形を残しながらやわらかくなっていれば、ソースの準備は完了です。

11) 🥄 パスタとソースを絡める

  1. パスタがゆで上がったら湯を切り、トマトソースのフライパンを再び中火にかけます。
  2. パスタを加え、パスタのゆで汁を少量加えながら、手早く全体を絡めます。
    トマトソースをまとって、白かったパスタがだんだん赤く染まっていく瞬間。この一体感を見ると、毎回ちょっとテンションが上がります。
  3. ソースがパスタ全体に絡んだら、火を止めます。

12) 🍽️ 盛り付けてバジルを添える

  1. 器にパスタを盛り付け、なすやトマトソースもバランスよくのせます。
  2. 最後にバジル(適量)を添えて完成です。

    赤いトマトソースに緑のバジル。白い器に盛り付けると、赤・白・緑がそろって、なんだか一気にイタリアらしい雰囲気になります。料理とお皿の組み合わせも奥が深いですね。
    「料理に合うお皿選び」という学校があったら、私はちょっと通ってみたいです。
料理の仕上がり

💡おいしく作るポイント

  • ベーコンは最初に炒める
    最初に少し焼き色がつくまで炒めておくと、香ばしい風味がソース全体に広がります。
  • にんにくは焦がさない
    にんにくは焦げると苦味が出やすいので、ベーコンのあとに加え、中火で香りを引き出します。
  • なすは煮込む前に炒める
    先に油をまとわせて炒めることで、なすにコクが加わり、トマトソースともなじみやすくなります。
  • トマトは潰しながら煮込む
    生トマトを使う場合は、木べらなどで潰しながら煮ると、なめらかなソースになりやすくなります。
  • 白ワインはしっかり煮立たせる
    白ワインを入れたら一度しっかり加熱し、アルコール分を飛ばして香りと酸味を生かします。
  • パスタのゆで汁を少し加える
    ソースとパスタを合わせるときにゆで汁を少量加えると、ソースが伸びて全体に絡みやすくなります。
  • 最後は必ず味見をする
    トマトやベーコンの味によって塩気が変わるため、仕上げに味を確認して調整してください。

✨アレンジするなら?

  • 粉チーズをかける: コクと塩気が加わり、まろやかなトマトソースになります。
  • 赤唐辛子を加える: にんにくと一緒に炒めれば、少しピリ辛の大人っぽい味わいになります。
  • ベーコンを厚切りにする: 食べごたえが増し、肉の存在感を楽しめます。
  • ズッキーニを加える: なすと同じ夏野菜を加えて、より季節感のあるパスタにできます。
  • ホールトマト缶で作る: 生トマトとはまた違った、濃厚でまとまりのあるトマトソースを楽しめます。

🍅なすの紫とトマトの赤、それだけで夏らしい

出来上がったスパゲッティをひと口。

トマトの酸味とうま味がしっかり感じられるソースを、やわらかくなったなすがたっぷり吸っています。

コンソメも出汁も使っていないのに、玉ねぎ、にんにく、ベーコン、トマトを重ねただけで、物足りなさは感じません。

むしろ素材の味が分かりやすくて、私はこういうシンプルなトマトソースが好きです。

そして最後に鼻へ抜けるバジルの爽やかな香り。

なすの紫、トマトの赤、バジルの緑。

夏の食材をひと皿に集めて、フォークでくるくる巻いて食べているようです。

夏を、巻いて食べる。

忙しくて少し気持ちが落ち着かない日でも、野菜を切って、ソースを煮込んでいる10分間くらいは、目の前の料理だけを考える。

そんな時間が、私には案外大切なのかもしれません。

暑い季節においしいなすとトマトを見つけたら、皆さんもなすとトマトソースのスパゲッティを作って、夏をくるくる巻いて味わってみませんか?

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