今日は、ずっと作ってみたかった ローストビーフ を、
フライパンとアルミホイルで作るシンプルレシピとしてご紹介します。
「ローストビーフって難しそう…」
そう思っていた僕が、実際に作ってみて気づいたのは、
「思っていたよりずっと簡単で、ちゃんとごちそうになる」 ということでした。
クリスマスや年末年始のちょっと特別な日、
テーブルの真ん中にどんっと置きたくなる一皿です。
動画で確認したい方はこちらから。
僕にとってのローストビーフ:食べ放題から“ちょうどいい幸せ”へ
ビュッフェで何度もおかわりしていた頃
若い頃、ホテルのビュッフェに行くと、
カッティングサービスのローストビーフの前からなかなか離れませんでした。
お皿を持って並んで、
「もう一枚だけ…もう一枚だけ…」と何度も切ってもらっていたあの頃。
今振り返ると、
「量こそ正義」 みたいなところがあったなと思います。
今は、たくさんじゃなくていいから、
ちゃんとしたものを、ちょうどいい量で、ゆっくり味わいたい。
そんな気持ちで、このフライパンローストビーフを作りました。
下味は“お肉のマッサージ”|陸上部時代の記憶と重ねて
下味をつける工程で、塩(大さじ1)とこしょう(小さじ1)、
すりおろしたにんにく(2かけ)を牛かたまり肉(600g)に
ぐいぐいと擦り込んでいくんですが、
これがなんだか 「お肉へのマッサージ」 みたいなんです。
僕は元・陸上部で、レースのあとに乳酸を溜めないよう、
すぐにマッサージをしてもらったり、自分でしたりしていました。
「よしよし、今日もがんばってもらうからね」
そんな気持ちでお肉をさすりながら、
自分の体も、もう少しいたわらなきゃなあ…なんて思ったりします。
クリスマスツリーの灯りと、ローストビーフのごちそう感
このローストビーフは、
特に クリスマスのごちそう としておすすめしたい一品です。
焼いている途中、ふと子どものころのクリスマスを思い出しました。
- 電球がチカチカ光る、少しレトロなクリスマスツリー
- 部屋を暗くして、その灯りだけでぼーっと眺めていた時間
あの淡く光るツリーと、
テーブルの真ん中にあるローストビーフ。
想像しただけでちょっと胸がじんわりするのは、
僕がただのロマンチストなだけかもしれません。
西洋わさびは苦手なので…バター醤油のマイルドソースで
ローストビーフといえば、
- 玉ねぎソース
- 西洋わさび(ホースラディッシュ)
- グレイビーソース
などいろいろありますが、
正直にいうと 西洋わさびはちょっと辛くて苦手 です。
なので今回は、
バター+酒+しょうゆ のシンプルでマイルドなソースにしました。
バター(10g)のコクと、しょうゆ(大さじ1/2)の香ばしさで
ご飯にもパンにも合う、ほっとする味になります。
ローストビーフレシピ【2人分】
※かたまり肉600gは、たっぷりめの2人分 or 3〜4人でシェアでも◎
- 1人分の目安:500円/約320kcal

材料
■ 牛肉の下味
| カテゴリ | 材料 | 分量 |
|---|---|---|
| 牛肉の下味 | 牛かたまり肉(ロースまたはもも肉) | 600g |
| 塩 | 大さじ1 | |
| こしょう | 小さじ1 | |
| にんにく(すりおろし) | 2かけ分 |
■ ローストビーフソース
| カテゴリ | 材料 | 分量 |
|---|---|---|
| ソース | バター | 10g |
| 酒 | 大さじ3 | |
| しょうゆ | 大さじ1/2 |
作り方|フライパンとアルミホイルで作るローストビーフ
1. 牛肉の下準備をする
- 牛かたまり肉(600g)の表面の水気を、キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
- 塩(大さじ1)とこしょう(小さじ1)を全体に振り、すりおろしたにんにく(2かけ分)を
手のひらでマッサージするようにしっかり擦り込んでいきます。
2. 表面をしっかり焼き付ける(中火)
- フライパンを 中火 にかけ、油はひかずに温めます。
- 温まったフライパンに、下味をつけた牛肉(600g)を入れ、
全面に焼き色がつくまで転がしながら焼きます。- 1面につき目安:1〜2分程度
- ポイント: 焼き色=旨味を閉じ込める“フタ”のようなイメージです。
※このあとアルミホイルで包むので、予め長めにホイルを用意しておきます。
3. アルミホイルで包んで蒸し焼きにする(弱火)
- 焼き色がついた牛肉をフライパンから取り出し、
アルミホイルでしっかり包みます。二重にすると保温力アップです。 - フライパンの余分な脂をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
- ホイルに包んだ牛肉をフライパンに戻し、蓋をして 弱火 にします。
- 時々向きを変えながら、13分ほど蒸し焼き にします。
(途中で2〜3回、転がしてまんべんなく火を入れます)
4. 余熱で中までじんわり火を入れる
- 13分経ったら火を止め、フライパンからホイル包みを取り出します。
- 室温でそのまま 10分置いて休ませます。
→ 肉汁が落ち着いて、しっとりした仕上がりになります。 - 赤身が苦手な場合は、火を止めたフライパンの中にホイル包みを戻し、
フライパンの中で10分置いて余熱で火を入れる と、ピンク色がやや落ち着きます。
(僕もこの方法にしています)
5. 肉汁で作るバター醤油ソース
- 牛肉をアルミホイルから取り出し、ホイルに溜まった肉汁をフライパンへ戻します。
- フライパンにバター(10g)、酒(大さじ3)、しょうゆ(大さじ1/2)を加えます。
- 中火にかけ、軽く煮立たせてアルコール分を飛ばし、
少しとろっとするまで煮詰めたら、バター醤油ソースの完成 です。
6. 食べる直前に切り分けて盛り付ける
- ローストビーフは、切ってから時間が経つと乾燥しやすく、
中心のピンク色も変色しやすいので、
食べる直前に、食べる分だけスライス するのがおすすめです。 - 好みの厚さ(5mm前後)に薄切りにしてお皿に並べ、
上から温かいソースをかけて完成です。
中心がほんのりピンクで、
外側に向かってグラデーションになっているのを見ると、
「よっしゃ、焼き加減バッチリ!」
と、ひとりでニヤニヤしてしまいます。

ローストビーフの楽しみ方いろいろ
- シンプルにローストビーフとして
- ご飯に乗せて ローストビーフ丼 に
- バゲットに乗せてオープンサンド風に
- サラダの上にスライスをトッピングして、ちょっと贅沢なサラダプレートに
本音を言うと、
最初は「ローストビーフは単体でじっくり味わいたい派」なんですが、
完成したお肉の様子を見ていると、
「これはもう、ローストビーフ丼にもしちゃいたい…」
という欲望がむくむく湧いてきます。笑



コメント