年の瀬が近づくと、なぜか無性に食べたくなる料理があります。
それが、どこか懐かしくてホッとする「昔ながらのポテトサラダ」です。
特別な材料は使っていないのに、食べると心まで温かくなる。
今日は、そんな思い出の味を、丁寧に作ってみました。
動画で確認したい方はこちらから。
おばあちゃんの台所を思い出す、ポテトサラダの記憶
このポテトサラダは、子どもの頃、おばあちゃんがよく作ってくれた一品です。
正直に言うと、当時は食べすぎていて、
「またポテトサラダかぁ…」なんて思っていた時期もありました。
週に4回くらい食卓に並ぶこともあって、
両親が忙しい日に買ってきたお惣菜の中にも、必ずポテトサラダが入っていた記憶があります。
しかも当時の私は、
みかんやりんごが入ったポテトサラダがどうしても苦手で、
「しょっぱいものと甘いものは分けて食べたい派」でした。
でも、大人になって実家を離れてから気づいたんです。
居酒屋に行くと、なぜか必ずポテトサラダを頼んでしまう自分がいることに。
「あぁ、私、懐かしさを食べてたんだな」
そんなふうに思いました。
昔ながらのポテトサラダが愛され続ける理由
このポテトサラダは、日本の家庭で長く親しまれてきた定番の副菜です。
じゃがいものホクホク感に、
きゅうりのシャキッとした食感、
玉ねぎのやさしい甘み。
そしてポイントは、下味に少量の酢を使うこと。
これだけで、マヨネーズが少なめでも味がぼやけず、
しっとりとまとまったポテトサラダになります。
じゃがいもは腹持ちがよく、コスパも抜群。
今思えば、おばあちゃんは
「お金をかけずに、お腹いっぱいになってほしい」
そんな気持ちで作ってくれていたんだと思います。
昔ながらのポテトサラダ|材料と分量(2人分)

具材
- じゃがいも:2個
- 玉ねぎ:1/2個
- きゅうり:1/2本
- ロースハム:3枚
下味
- 酢:小さじ2
- 塩:少々
- こしょう:少々
和え用
- マヨネーズ:大さじ3
※目安:1人分 約80円/約240kcal
初心者でも失敗しない、ポテトサラダの作り方
- じゃがいもの下準備
じゃがいも(2個)は皮をむき、一口大に切る。
水に10分さらしてアクを抜く。 - 玉ねぎの下準備
玉ねぎ(1/2個)は薄切りにし、水に20分さらす。
辛味成分を抜き、水気をしっかり切る。 - きゅうりの下準備
きゅうり(1/2本)は小口切りにし、塩(少々)をふって塩もみする。
出てきた水分をしっかり絞る。 - ハムを切る
ロースハム(3枚)は1cm角に切る。
赤・緑・白の色合いがきれいに仕上がります。 - じゃがいもを茹でる
鍋にたっぷりの水を入れ、中火で約20分茹でる。 - 水分を飛ばす(粉吹き)
茹で上がったら湯を切り、鍋に戻して強火で約1分。
鍋をゆすって水分を飛ばす。 - じゃがいもを潰す
熱いうちにボウルに移し、フォークなどで潰す。 - 下味をつける
酢(小さじ2)、塩・こしょう(各少々)を加えて混ぜる。 - 具材と和える
玉ねぎ、きゅうり、ハム、マヨネーズ(大さじ3)を加え、全体をやさしく混ぜたら完成。

作ってみて気づいた、おばあちゃんの愛情
じゃがいもを20分かけて茹でている間、
「おばあちゃん、これを毎回やってくれてたんだな」と思いました。
きゅうりの塩もみも、
子どもの頃は「生のほうがいいのに」と思っていたけれど、
水分を抜くことで青臭さが和らぎ、味がなじむ。
ひとつひとつは地味な工程だけど、
その積み重ねが、あのホッとする味を作っていたんですね。
このポテトサラダは、
料理というより、思い出をそっとすくい上げる作業みたいでした。
まとめ|何度でも作りたくなる、定番の味
昔ながらのポテトサラダは、
派手さはないけれど、何度でも食べたくなる味です。
料理初心者でも作りやすく、
3忙しい毎日の中でも、心を少し休ませてくれる一皿。
もし最近、なんとなく疲れていたら、
このポテトサラダを作ってみてください。
きっと、食卓にやさしい時間が流れます。



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