「雑」じゃない。丁寧なひと手間で“最高の一杯”になる【基本の雑煮レシピ】

レシピ
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あけましておめでとうございます。新しい一年のはじまりに

あけましておめでとうございます。
新しい1年、どんなスタートを切っていますか?

お正月といえば、やっぱりお雑煮
今日は、特別な材料を使わなくても、
驚くほど澄んだ味わいに仕上がる「基本の雑煮」をご紹介します。

動画で確認したい方はこちらからどうぞ。


「お雑煮は“雑”に作っていい」と思っていた私

正直に言うと、私はずっと
「お雑煮の“雑”って、“雑に作っていい”って意味なんだ」
と思い込んでいました。

でも本当は、
いろいろな具材を“雑多に合わせて煮る”ことから来た名前だそうです。

ある日、お正月の定番曲
宮城道雄さんの「春の海」をぼんやり聴いていたとき、
そのあまりに丁寧で優雅な音色に、

「今年は、お雑煮ともちゃんと向き合ってみよう」

と思ったのが、このレシピの始まりでした。


脂肪という名の“お年玉”と、77歩の衝撃

そんな私の最近の悩みは、
クリスマスからお正月にかけて増え続ける体重。

名付けて
「脂肪という名のお年玉」

極めつけは、
ある日の歩数計が77歩だったこと。

「これはまずい…」と思いつつ、
せめてお正月くらいは、
野菜たっぷり・鶏だしの雑煮でカロリーをチャラにしたい!
そんな願いも込めて作った一杯です。


基本の雑煮|材料(2人分)

※このレシピは、余ったお出汁で茶碗蒸しを作る前提
汁を少し多めにしています。

具材

  • 切り餅:2個
     ※私は越後製菓派です
  • 鶏もも肉:150g
  • 大根:4cm程度
  • にんじん:4cm程度
  • 小松菜:1株
  • 三つ葉:お好みで

汁(多め)

  • :800ml
  • 和風顆粒だし:小さじ2
  • しょうゆ:大さじ1と1/2
  • みりん:大さじ1と1/2
  • :ふたつまみ

雑煮が“別次元”になる2つの魔法のひと手間

① 野菜の下茹でで、透明感を出す

大根・にんじんは
5〜7mm厚のいちょう切り(または半月切り)にします。

沸騰したお湯で
4〜5分下茹でし、ザルにあげます。

この一手間で、

  • 野菜のえぐみが抜ける
  • 汁が濁らない
  • 仕上がりが驚くほど澄む

「雑煮って、こんなに綺麗だった?」と驚きます。


② アクは取り除く

鶏肉を煮ると、必ずアクが出ます。
ここを丁寧に取るかどうかで、
味がまったく別物になります。


作り方

① 下準備

  • 鶏もも肉(150g)は一口大に切る
  • 小松菜(1株)は3cm幅に切る

② 野菜を下茹でする

  • 大根・にんじんを切り
  • 沸騰した湯で4〜5分下茹で
  • ザルにあげておく
  • 小松菜は3cm長さに切り、仕上げのときに入れます

③ スープを作る

鍋に
水(800ml)+和風顆粒だし(小さじ2)
を入れて中火にかけます。

沸騰したら鶏肉(150g)を入れ、
出てくるアクを丁寧に取りながら中火で2分煮ます。


④ 仕上げの調味料

下茹でした野菜を入れ、
しょうゆ(大さじ1と1/2)、
みりん(大さじ1と1/2)、
塩(ふたつまみ)を加え、
さらに弱めの中火で2〜3分煮ます。

同時進行で、
餅(2個)をグリルやトースターで
こんがり焼いておきます。


⑤ 彩りを加える

最後に小松菜(1株)を入れ、
30〜60秒サッと煮て火止め。

※後入れすることで、
鮮やかな緑がきれいに残ります。


今までで一番おいしい雑煮になった理由

お椀に
焼いた餅 → 具材 → 澄んだ汁
を注いで完成。

正直に言って、
今まで食べた雑煮の中で一番おいしいと感じました。

あまりに小松菜が美しくて、用意していた三つ葉を乗せ忘れたほどです。


丁寧な一杯で、幸先のいい一年を

「2026年は、健康に気をつけた自分を大切にする一年にしたい」
そんな決意を胸に、
丁寧に作った雑煮を食べるお正月。


このお雑煮は、例えるなら「心を映す鏡」

一つ一つの工程を雑にせず、
アクや雑味を丁寧に取り除くことで、澄んだスープが生まれます。

それはまるで、
自分自身とも丁寧に向き合うことで、
濁りのない新年を迎えられるような感覚。

今年のお正月は、
ぜひ「雑じゃない雑煮」で
心も体も整えてみてください。


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