冬になると、体の芯から温まるピリ辛が恋しくなります。
今日は、白菜の甘さと豚ひき肉のうま味をやさしい麻婆味で包んだ「麻婆白菜」をご紹介。
唐辛子のカプサイシンとにんにくが巡りを促し、味噌の発酵の力が腸を整えてくれる、心身に寄り添う一皿。
白いごはんはもちろん、春雨や豆腐を添えてもおいしくいただけます。
動画で確認したい方はこちらから。
🍲 年末の“すすぎ落とし”と、旅のパジャマ事件
11月に入ると、白菜の泥を落としながら、自分の心の“もや”も一緒に洗っている気がします。
年末に向けて、今年の疲れや小さな苛立ちを水で流す時間──それが私の白菜下処理。
実は私は行き当たりばったり旅行派。準備が甘くて、北海道2泊3日で着替えが尽き、
地元の婦人服売り場でパジャマを買って、そのまま帰りの飛行機に乗ったことがあります(笑)。
料理は準備が大事とわかっているのに、旅だけはいつも自由奔放。
そんな私でも、このポカポカの麻婆白菜だけは、冬の冷えを忘れさせてくれる頼れる味方です。
足先が冷えて眠りづらい夜も、これを食べるとふっと体が温まって、心までやさしくなれます。
🧑🍳 麻婆白菜のレシピ(2人分)
目安:1人分 約140円/300kcal
材料
| 具材 | 分量 |
|---|---|
| 白菜 | 1/4株 |
| 豚ひき肉 | 150g |
麻婆のタレ
| 調味料 | 分量 |
|---|---|
| みそ | 大さじ1 |
| 酒 | 大さじ1 |
| しょうゆ | 大さじ1/2 |
| 豆板醤 | 小さじ1〜2(辛さの目安) |
| 砂糖 | 小さじ1/2 |
| にんにく | 1かけ(チューブなら4cm) |
炒め・仕上げ
| 調味料 | 分量 |
|---|---|
| ごま油 | 大さじ1 |
| 水溶き片栗粉 | 片栗粉(大さじ1)+水(大さじ1) |
作り方(温め力を最大化するコツつき)
1. 下ごしらえ
- 白菜は芯を落とし、汚れを洗い流し、1cm幅の細切りに。 年末のすすぎ落とし気分で、水気を切ります(笑)。
- ボウルでタレを混ぜておく:みそ(大さじ1)・酒(大さじ1)・しょうゆ(大さじ1/2)・豆板醤(小さじ1〜2)・砂糖(小さじ1/2)・にんにく(1かけ)。
- とろみ用に水溶き片栗粉:片栗粉(大さじ1)+水(大さじ1)を合わせておく。
2. 炒める
- フライパンにごま油(大さじ1)を中火で温め、豚ひき肉(150g)を炒める。
ほろほろに崩れるまで木べらでトントン。脂が透明になったらOK。 - 白菜(1/4株)を加えて炒め、油を全体に回す(1〜2分)。 離れるときは必ず火を消す。旅と違って、キッチンは準備と安全が最優先。
3. 煮る・とろみ
- 混ぜておいた麻婆のタレを一気に加え、全体を中火で1〜2分煮からめる。
みそのコクと豆板醤の辛みで、やさしい赤に染まります。 - 水溶き片栗粉(大さじ1+大さじ1)を回し入れ、30秒ほど優しく混ぜてとろみをつける。 とろみは保温力アップの要。冷めにくく、体の中から温まります。
4. 味を整えて完成
味見をして、辛さは豆板醤で、塩味はしょうゆで微調整。
器に盛り、あれば白ねぎや山椒をひとつまみ。
白菜の甘さ×ひき肉のコク×ピリ辛が、冬の胃袋に優しく染みる一皿に。

💡 おいしく&からだ想いのポイント
- 唐辛子×にんにく:発汗・代謝を促し、冷え対策に。
- 豚肉のビタミンB1:疲労回復の味方。味噌の発酵うま味と相性抜群。
- 味噌×白菜:腸を整える組み合わせ。食物繊維で満腹感もアップ。
- とろみ:温かさが持続し、食べ終わってもしばらくポカポカ。
アレンジ(その日の気分で)
- まろやか派:牛乳(大さじ2)や豆乳(大さじ2)を最後にちょい足し。
- ボリューム派:春雨(30g)を一緒に煮て、麻婆春雨白菜に。
- 香り派:仕上げに花椒(少々)で“痺れ”をプラス。
- 節約派:豆腐(150g)を角切りにして、タンパク質と満足感を底上げ。
まとめ:冬の“やさしい火”を食卓に
見た目はピリッと赤いのに、口に入れると白菜の甘さが広がって穏やかな熱になる。
まるで冬の暖炉。
忙しさでこわばった心も、冷えた体も、ゆっくり解けていく──
そんなやさしい麻婆が、今日の食卓を温めてくれます。



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