夏の香りをひとさじに、5分で仕上がる上品スープ
今日は、「みょうがとわかめのお吸い物」をご紹介します。
もともと私は、みょうがといえば「そうめんの薬味」くらいでしか使ったことがありませんでした。でも、それだけじゃもったいないなと思って、わかめと合わせてお吸い物にしてみたんです。
すると、驚くほど上品で涼しげな味わいに!しかも1人分たったの30円、約20kcalと、体にもお財布にもやさしいんです。
🍃 みょうがの思い出と、私のこだわり
私、子どもの頃はみょうがを「雑草」だと思っていたんです(笑)
実家の庭に勝手に生えてきて、何の役に立つのか知らずに何本か引っこ抜いた記憶もあります。でもまさか、その花が咲く前の“つぼみの部分”を食べていたなんて…!
みょうがって、切るだけでふわっと香ってくるあの独特な匂いが癖になりますよね。今ではすっかり虜です。
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🍲 材料(2人分)
- みょうが:1本
- カットわかめ(乾燥):(3g)
- 水:(2カップ/400ml)
- 酒:(大さじ1と1/2)
- 塩:(小さじ1/2)
- 和風顆粒だし:(小さじ1)
👩🍳 作り方
① みょうがを切る
みょうが(1本)は薄く小口切りにします。これだけで下準備は完了!簡単だけど、この瞬間に香りが立って、「ああ、夏が来たなあ」と感じます。
② 出汁を作る
小鍋に、水(2カップ/400ml)、酒(大さじ1と1/2)、塩(小さじ1/2)、和風顆粒だし(小さじ1)を入れて火にかけます。
酒を入れることで、ほんのりとしたコクと香りが加わって、いつものお吸い物が一気に上品になるんです。
③ わかめを加える
カットわかめ(乾燥 3g)を加えて中火で加熱します。わかめは腸内環境にもいいし、何より風味が優しいので、お吸い物にぴったり。
④ 煮立たせて火を止める
お湯がふつふつと沸騰してきたら、火を止めます。
※ここで煮すぎないのがポイント。透明感のあるお吸い物にしたいので、グツグツさせすぎないのがコツです。
⑤ みょうがを加えて完成!
火を止めた後、切っておいたみょうがを加えたら出来上がりです。
熱でみょうがの香りがふわっと立ち上がって、それだけで癒されます。
🌸 このお吸い物の魅力
- 夏の香り:茗荷の爽やかな香りは、暑さで疲れた心と体にすっと染み込んでくるよう。
- 上品な見た目と味:透き通ったスープに浮かぶみょうがとわかめの色味が美しくて、まるで料亭気分です。
- 簡単でおしゃれ:5分でできるのに、ちゃんと手間をかけたように見えるのも嬉しいポイント。
- アレンジ自在:豆腐、三つ葉、とろろ昆布を加えても美味しいです。ちょっと贅沢したい日は、えびや鶏ささみを入れることもあります。
🍀 おわりに:みょうがから教わったこと
正直なところ、私は大人になるまでみょうがの美味しさに気づきませんでした。
でも今では、その独特の香りや控えめな存在感が、すごく好きです。
このお吸い物を飲むたびに、
「私って、みょうがが美味しいと思えるようになったんだな」
「ちょっとは大人になったのかも」
なんて、しみじみ思ったりしています。
そんな“ちょっとだけ大人”な気分を楽しめる一杯。
夏の日の献立に、ぜひ取り入れてみてくださいね🌿
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