「なべしぎ」──ナス好きに贈る、大人の和食レシピ
こんにちは、献立提案 月の皿です。
今日は、ほっとするような優しい味わいと、ちょっとピリ辛なアクセントが魅力の《なべしぎ》をご紹介します。
ナスをたっぷり使い、甘辛味噌でとろっと仕上げたこの料理は、
疲れた夜にも、白いごはんとぴったり寄り添ってくれる心強い存在。
ナスと油の相性の良さを活かして、しっかり炒めるだけで、
びっくりするほど味わい深くなるんです。
📝 材料(2人分)
- ナス … 3~4本
- サラダ油 … 大さじ2
- ごま油 … 小さじ2
- 赤唐辛子 … 1本(辛党さんは2本でもOK)
〈合わせ調味料〉
- 酒 … 大さじ3
- みりん … 大さじ2
- 砂糖 … 大さじ2
- 醤油 … 小さじ2
- 味噌 … 大さじ1.5
- 水 … 大さじ2
🍳 作り方
① ナスの下準備
・ヘタを落とし、ピーラーで縞模様に皮をむくと、味がしみやすく見た目もおしゃれ。
・長めの乱切りにして、水に10分さらしてアク抜きを。
・キッチンペーパーでしっかり水気をふき取ります。
② 香りを立たせて
・フライパンにサラダ油とごま油を熱し、小口切りの赤唐辛子を弱火で炒めます。
(焦がさないように注意!)
③ ナスを炒める
・ナスを加え、じっくり中火でしんなりするまで炒めます。
油を吸ってつやつやになったナスに、食欲がそそられます。
④ 味を重ねていく
・酒→みりん→砂糖→醤油を順に加え、中火で2分ほど炒めて味を染み込ませます。
・火を弱めてから味噌を加え、全体によくなじませます。
・最後に水を加えて火を強め、水分を飛ばしながらとろみと照りを出します。
🌿なべしぎの魅力ポイント
- 甘辛味噌×ナスの絶妙な組み合わせ
コクのある味噌がナスに染み込み、ご飯が止まらなくなる味。 - 手軽に作れるのに、見た目も美しい
皮の縞模様と照りのある仕上がりが、和食の品のよさを感じさせてくれます。 - ヘルシーで満足感◎
ナスは低カロリーなのに満足感があり、油との相性も抜群。ごま油の香りと赤唐辛子の刺激がアクセントに。
🕊️「なべしぎ」という名前の小話
「なべしぎ」という名前、実は“シギ”という鳥に由来があると言われています。
ナスの色や形が、シギの羽や模様に似ていることから名付けられたという説も。
食文化と自然がつながっている…そんな話も、なんだか素敵ですね。
🧡 おわりに
疲れた日の夜も、
ほんのひと皿で心がほどけるようなごはんがあります。
ナスの季節に、ぜひ作ってほしい《なべしぎ》。
冷めても美味しいので、作り置きにもおすすめです。
引き続き、体にやさしいレシピをお届けしていきます。
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