【ツナマヨきゅうり】火を使わず、夏にぴったり。思い出と一緒に味わう、さっぱりサラダ
こんにちは。今日は、暑い季節にぴったりの火を使わずに作れる簡単サラダ「ツナマヨきゅうり」をご紹介します。
この料理、シンプルながら私にとってはちょっと特別な一品。
というのも、きゅうりを見ると、子どもの頃の夏休みを思い出します。
夏のおやつは、きゅうりだった。
実家は農家だったので、夏になると毎日のように大量のきゅうりが収穫できました。
小学生の私は、おやつ代わりに畑から採れたてのきゅうりを、父が縦半分に切ってくれたものに塩をふり、ゴシゴシと擦り合わせて食べていました。
端を切り落としてクルクル擦る「これがアク抜きなんだ」と父は教えてくれましたが、子ども心に「ほんとかな? 騙されてるんじゃないかな」と思いながら、でもその儀式のようなひと手間が、なんだか楽しくて。
今でも、きゅうりを見るとあの夏の光景が浮かんできます。
🥒【ツナマヨきゅうりのレシピ】(2人分)
材料:
- きゅうり…2本
- 塩…小さじ1/2
- ツナ油漬け缶…小1缶(油はお好みで)
- マヨネーズ…大さじ2
- めんつゆ…大さじ1/2
- いり白ごま…大さじ1
- にんにく…1かけ(すりおろし)
作り方
① きゅうりを切って、塩揉み
まず、きゅうりの両端を落としたら、例の“アク抜き”を。
私はいまだに、くるくると擦り合わせるのをやっています(笑)。あの頃の名残ですね。
きゅうりは縦半分に切ってから、斜め薄切りに。
ボウルに入れたら、塩小さじ1/2を加えてよく揉み込みます。これで水分を出しておくと、あとで調味料と馴染みやすくなります。
そのまま3分ほど置いたら、手でぎゅっと水気を絞ります。
私は「どのくらいの力で絞ればいいのか」いまだに悩むのですが、意外と力強く握ってもきゅうりは崩れません。絞り過ぎず、でもしっかり水分は出してあげてください。
② 調味料と和える
次に、水気を絞ったきゅうりに、
- 油を切ったツナ
- マヨネーズ大さじ2
- めんつゆ大さじ1/2
- すりおろしにんにく(1かけ分)
- いり白ごま大さじ1
これらを加えて、全体をよく混ぜれば完成です。
ツナマヨ=子どもの頃のごちそう
ツナマヨって、なんだか「子どもの頃のごちそう感」ありませんか?
私はおにぎりといえば、断然ツナマヨ派でした。
母が作ってくれたあの味が、いまでも心の支えみたいなところがあります。
そんなツナマヨが、シャキシャキのきゅうりと出会って、にんにくとごまでパンチが効いて。
冷たく冷やして食べると、暑さでバテ気味の体にスーッと入ってくるんです。
🌿 ツナマヨきゅうりの、うれしい効果
- きゅうりは水分たっぷりでカリウムも豊富。
→ むくみ予防や、体の熱を冷ますのにぴったり。 - ツナ+マヨ+にんにくの組み合わせで、
→ 食欲がない日でもパクパク食べられる! - 火を使わないので、
→ キッチンが暑くならない&後片付けもラク♪
まとめ:夏の食卓に、思い出と一緒に添えたい一品
このツナマヨきゅうりは、暑さにバテそうな日にも、なんとなくやる気が出ない夜にも、私に元気をくれる一品です。
そして、ただのサラダなのに、食べるたびに思い出がよみがえる。
父と交わした何気ない会話、手に残るきゅうりの青い香り、汗ばむ昼下がりの風景…。
もしよければ、あなたも「ツナマヨきゅうり」を試してみてください。
きっとあなたの夏にも、優しい思い出を添えてくれるはずです。
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