こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。「月の皿」です🌙
9月に入りました。
これから運動会や紅葉など、少しずつ秋の行楽シーズンが始まります。
お弁当の主役といえば、やっぱり唐揚げ。
いつものしょうゆ味ももちろん大好きですが、せっかくなら今日は少し贅沢にいきましょう。
今回作るのは、しょうゆ・柚子胡椒・ガーリック・カレーの「唐揚げ4種盛り」です。
同じ鶏もも肉なのに、味付けを変えるだけで見事に別の顔になる。
今日は唐揚げに迷う日。
そして、どれを選んでも正解の日です。
🍚お弁当の話をしながら、全部ひとりで食べます
「運動会のお弁当にもいいですね」
などと言いながら作っていますが、今回使う鶏もも肉は2枚。
そして、撮影が終わったら。
私がひとりで食べます。
夏が終わり、気持ちも少し切り替えたい。
たまったものを吹き飛ばして、これから秋に向かって走り出したい。
そんな気持ちが唐揚げへの食欲となって爆発しました。
動画では勢い余って、
「お米も1合、2合。全部食べちゃいます」
などと言っています。
さすがに食欲に支配されています。
でも、揚げたての唐揚げとほかほかのご飯が目の前に並んだら、多少は仕方ないのかもしれません。
たぶん。
🌿京都で買った、少ししょっぱい柚子胡椒
今回の4つの味の中で、私が特に思い出深いのが柚子胡椒です。
以前、学校の修学旅行で京都へ行ったときのこと。
引率の合間、お昼に蕎麦屋さんへ入りました。
その日は生徒たちとの連絡用にPHSを持っていて、「お昼頃に連絡を入れてね」と伝えていたのですが、ちょうど食事中に店内で鳴ってしまいました。
すると、隣にいたお客さんからかなり強く怒られてしまいました。
こちらにも事情はあるとはいえ、静かなお店で鳴ってしまったことには変わりありません。
私はすっかりしょんぼり。
そんな様子を見ていたお店の方が、やさしく声をかけてくれました。
その気遣いがありがたくて、申し訳なくて。
帰り際、レジのそばに置かれていた小瓶の柚子胡椒を、なんとなく気休めのように買いました。
それが、とてもおいしかったんです。
ただ当時は、
涙のせいか、少ししょっぱく感じました。
そんな柚子胡椒のほろ苦い思い出も、今日はガーリック味のパンチ力で吹き飛ばしていきます。
🐓七面鳥ならぬ「四面鳥」
しょうゆ。
柚子胡椒。
ガーリック。
カレー。
同じ鶏もも肉なのに、4つの味が並ぶとそれぞれちゃんと違う料理に見えてきます。
動画では「七面鳥」という言葉から連想して、
「今回は四面鳥と言っても過言ではない」
という、よく分からない結論にたどり着きました。
過言かもしれません。
でも、4つの顔を持っているという意味では、なかなか気に入っています。
今日はこの四面鳥を、カリカリに揚げていきましょう。
📝【レシピ】唐揚げの4種盛り
分量:4種類・鶏もも肉2枚分
調理道具に困ったらこちらの記事をどうぞ。

🛒材料
① しょうゆ味+④ カレー味
- 鶏もも肉:1枚
- しょうが:1かけ
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- 酒:大さじ1/2
- 片栗粉:大さじ1
カレー味の仕上げ
- カレー粉:適量
② 柚子胡椒味
- 鶏もも肉:1/2枚
- ゆずこしょう:小さじ1
- 酒:小さじ1
- 片栗粉:大さじ1/2
③ ガーリック味
- 鶏もも肉:1/2枚
- にんにく:1かけ
- 黒こしょう:少々
- 塩:小さじ1/4
- 酒:小さじ1
- 片栗粉:大さじ1/2
衣・揚げる
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
※フライパンに深さ2cm程度
👩🍳作り方

1) 💧 鶏肉の水気を拭き取る
鶏もも肉(2枚)はキッチンペーパーで表面の水気をしっかり拭き取ります。
水分が多く残っていると油はねの原因にもなるため、丁寧に拭いておきます。
余分な脂や皮が気になる部分は取り除きます。
私は鶏皮が大好きなので、切り取った皮も捨てずに一緒に揚げます。
カリカリの鶏皮。
これも密かな楽しみです。
脂が苦手な方は、無理に残さず取り除いてください。
2) 🔪 4〜5cm角に切る
鶏肉を4〜5cm角程度に切り分けます。
大きさをある程度そろえておくと、火の通り方にもばらつきが出にくくなります。
生の鶏肉を扱った包丁やまな板は、使用後にしっかり洗ってください。
3) 🧂 しょうゆ味の下味をつける
まずは基本となるしょうゆ味です。
鶏もも肉(1枚分)をボウルやポリ袋へ入れ、しょうゆ(大さじ1と1/2)、酒(大さじ1/2)、すりおろしたしょうが(1かけ)を加えます。
全体へ行き渡るよう、しっかり揉み込みます。
しょうがの香りが加わるだけで、いよいよ「唐揚げが始まった」という感じがします。
さらに片栗粉(大さじ1)を加えて混ぜ合わせます。
このしょうゆ味の半量は、揚げたあとカレー味に仕上げます。
4) 🌿 柚子胡椒味を作る
鶏もも肉(1/2枚分)に、ゆずこしょう(小さじ1)、酒(小さじ1)、片栗粉(大さじ1/2)を加えて和えます。
柚子胡椒の爽やかな香りとピリッとした辛みは、これから少しずつ涼しくなっていく季節にもよく合います。
この香りを嗅ぐと、私は今でも京都で買った小瓶の柚子胡椒を思い出します。
ちょっとしょんぼりした記憶と一緒に残っていますが、おいしい記憶でもあります。
5) 🧄 ガーリック味を作る
鶏もも肉(1/2枚分)に、すりおろしたにんにく(1かけ)、黒こしょう(少々)、塩(小さじ1/4)、酒(小さじ1)、片栗粉(大さじ1/2)を加えます。
全体へしっかり絡めれば準備完了。
柚子胡椒の少し切ない昔話をしていたら、いつの間にかガーリック味まで来ていました。
ここからは、にんにくのパンチ力に任せます。
6) 🥣 片栗粉をまぶす
バットなどに片栗粉(適量)を広げ、それぞれの鶏肉へ衣をまぶします。
私は、小麦粉を使ったサクッとした唐揚げも好きですが、どちらかといえば片栗粉のカリカリ感が好きです。
表面全体へ片栗粉がつくようにしますが、厚くつけすぎた部分は軽く落とします。
毎回、
「片栗粉はどのくらい出せばちょうどいいんだろう」
と迷います。
多いともったいない。
少ないと途中で足りなくなる。
唐揚げにおける永遠の小問題です。
7) 🍤 160〜170℃で揚げる
フライパンへ揚げ油(適量)を深さ2cm程度まで入れ、中火にかけて160〜170℃程度に温めます。
鶏肉を一度に詰め込みすぎないように入れます。
途中で上下を返しながら、合計8分ほどを目安に揚げます。
まず4分ほど揚げたら裏返し、さらに4分ほど。
しょうゆ味は調味料の影響で色づきやすいため、焦げそうな場合は弱めの中火に調整してください。
今回は4種類を作るため二度揚げはせず、じっくり火を通していきます。
揚げている唐揚げを見る時間。
あの音。
油の中で少しずつ狐色になっていく姿。
動画では、
「唐揚げには音も見た目もヒーリング効果がありますね」
などと言っていました。
もちろん本当の健康効果の話ではありません。
単純に、私が唐揚げを眺めるのが好きなだけです。
8) 🔥 最後に火を強めてカリッと仕上げる
中まで火が通ってきたら、最後に強めの中火にして1分ほど揚げます。
表面がこんがり狐色になり、カリッと仕上がったら油から取り出します。
鶏肉は、中心部まで十分に火を通してください。
網やバットへ取り出して、余分な油を切ります。
この取り出した瞬間のカリカリ感。
もう最高です。
料理の記事なので、もう少し気の利いたことを言いたいのですが、唐揚げを前にするとだいたい語彙が「最高」になります。
9) 🌶️ しょうゆ味の半分をカレー味にする
揚げたしょうゆ味の唐揚げの半量へ、熱いうちにカレー粉(適量)をまぶします。
全体へ絡めれば、4つ目のカレー味が完成です。
しょうゆの香ばしさにカレーのスパイシーな香りが加わり、ご飯がさらに危険な存在になります。
10) 🍽️ 4種類を盛り付ける
油をしっかり切ったら、4種類を器へ盛り付けます。
- 王道のしょうゆ味
- 爽やかな柚子胡椒味
- パンチのあるガーリック味
- スパイシーなカレー味
見た目の色合いも少しずつ違って、ひと皿に並べると楽しいです。
お好みで、マヨネーズに一味唐辛子を添えても。
そして横には、ほかほかのご飯。
最強の布陣です。
野菜も別で用意しています。
用意していますが、今日は唐揚げが主役です。

💡おいしく作るポイント
- ✅ 鶏肉の水気をしっかり取る
水分が多く残っていると衣がつきにくく、揚げるときの油はねにもつながります。 - ✅ 鶏肉の大きさをそろえる
4〜5cm角を目安にそろえて切ると、火の通り方を合わせやすくなります。 - ✅ しょうゆ味は火加減に注意する
しょうゆを使った下味は色づきやすいため、表面だけ焦げそうな場合は弱めの中火に調整します。 - ✅ 一度にたくさん入れすぎない
鶏肉を詰め込みすぎると油の温度が下がりやすくなります。フライパンの大きさに合わせて数回に分けて揚げます。 - ✅ 片栗粉は全体へ薄くまとわせる
厚く固まっている部分があれば軽く落とし、鶏肉全体へ均一につけます。 - ✅ 最後に少し火を強める
中まで火を通したあと、最後に火を強めることで表面をカリッと仕上げます。 - ✅ カレー粉は揚げたてに絡める
唐揚げが熱いうちにまぶすと、カレー粉が表面へなじみやすくなります。
✨アレンジするなら?
🌶️柚子胡椒を少し増やす
しっかり辛みを楽しみたい場合は、好みに合わせて柚子胡椒の量を調整しても楽しめます。
🧄ガーリックに黒こしょうを追加する
よりパンチを出したいときは、揚げたあとに粗びき黒こしょうを少量振っても。
🍛カレー粉+塩でスパイシーに
カレー味をよりはっきりさせたいときは、仕上げにごく少量の塩を加えて味を調整する方法もあります。
🌶️一味マヨネーズを添える
マヨネーズへ一味唐辛子を振るだけで、4種類どの唐揚げにも合わせやすい簡単なディップになります。
🍱お弁当には好きな味を選んで
4種類すべて作るのはもちろん、しょうゆ+柚子胡椒など、好きな2種類だけ作ってお弁当に入れるのもおすすめです。
🌙今日は唐揚げに迷う日。どれも正解です
4種類の唐揚げを目の前にすると、
「どれから食べよう」
という、なんとも幸せな悩みが生まれます。
まずは王道のしょうゆ。
しょうがの香りとしょうゆの香ばしさで、やっぱり安心する味です。
次は柚子胡椒。
爽やかな香りとピリッとした辛みに、京都で買ったあの小瓶のことを少し思い出します。
ガーリックは、にんにくと黒こしょうの力強い味。
ちょっとしたしょんぼりなど、だいたい吹き飛ばしてくれそうな勢いがあります。
そしてカレー。
しょうゆ味をベースにしているので旨みもしっかりあり、そこへスパイシーな香りが重なります。
同じ鶏もも肉なのに、4つともちゃんと違う。
四面鳥、なかなかやります。
運動会のお弁当に入れてもいい。
秋のお出かけに持っていってもいい。
もちろん、私のように作ったそばから全部並べて、ほかほかのご飯と一緒に食べてもいい。
今日くらいは、どの味にするかひとつに決めなくてもいいのです。
王道のしょうゆ。爽やかな柚子胡椒。パンチのあるガーリック。スパイシーなカレー。
今日は唐揚げに迷う日。
どれも正解です。
唐揚げ、最高でした。


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