こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。「月の皿」です🌙
十五夜が近づくと、恋しくなるのがお月見団子。今回は上新粉と白玉粉に絹豆腐を加え、蒸し器で仕上げるもちもちのお団子を作ります。
添えるのは、乾燥小豆からじっくり炊いた手作りゆで小豆。秋の夜、月を待ちながら楽しみたい和のおやつです。
📝 手作りゆで小豆の材料と作り方
ゆで小豆(2人分・作り置き用)
調理時間:約90分 難易度:ふつう
市販のゆで小豆でもおいしく作れますが、今回は乾燥小豆から手作りします。余った分は、お汁粉やほかのおやつにも活用できます。
材料
| 区分 | 材料 | 分量 |
|---|---|---|
| 具材 | 乾燥小豆 | 200g |
| 渋切り用 | 水 | 800ml |
| 本ゆで用 | 水 | 1,000ml(1L) |
| 調味料 | 砂糖 | 130g |
| 調味料 | 塩 | 小さじ1/2 |

作り方
- 小豆を洗い、渋切りする。 乾燥小豆(200g)を2〜3回水を替えながら洗います。鍋に小豆と水(800ml)を入れて強火にかけ、沸騰したら2分ほどゆでてザルにあげ、ゆで汁を捨てます。
- じっくり煮る。 小豆を鍋に戻し、水(1,000ml)を加えて中火にかけます。沸騰したら弱火にし、蓋を少しずらして50〜60分ほど煮ます。途中で水が減り、小豆が水面から出てきたら、豆がかぶる程度まで水を足します。
- 柔らかさを確認する。 小豆を1粒取り出し、指で軽くつまんで潰れる柔らかさになればOK。芯が残っている場合は、さらに10分ほど煮ます。ゆで汁が多ければ、小豆がひたひたになる程度まで取り除きます。
- 砂糖を2回に分けて加える。 砂糖(130g)の半量を加えて強火で5分ほど煮ます。その後、残りの砂糖を加え、鍋底から優しく混ぜながら弱火で8分ほど煮ます。焦げ付かないように火加減に注意してください。
- 塩を加えて休ませる。 塩(小さじ1/2)を加えてひと混ぜし、火を止めます。そのまま10分ほど置いて味をなじませたら完成です。
📝 豆腐入りお月見団子の材料と作り方
豆腐入りお月見団子(2人分)
調理時間:約20分 難易度:かんたん
白玉粉と上新粉を合わせ、絹豆腐の水分で生地をまとめます。ゆでずに蒸すことで、もちっとした弾力と、ぷるんとした食感を楽しめます。
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 上新粉 | 50g |
| 白玉粉 | 100g |
| グラニュー糖 | 10g(お好みで) |
| 絹豆腐 | 150g |
※ゆで小豆と一緒に食べる場合は、グラニュー糖を入れなくてもおいしくいただけます。動画では砂糖を加えずに作っています。
作り方
- 下準備をする。 蒸し器にクッキングシートを敷き、蒸し上がったお団子を冷やすための氷水を用意します。
- 粉類と豆腐を混ぜる。 ボウルに上新粉(50g)、白玉粉(100g)、お好みでグラニュー糖(10g)を入れ、粉のダマを指先で崩しながら混ぜます。絹豆腐(150g)を加え、潰しながら生地がなめらかにまとまるまで練り混ぜます。
- 丸めて蒸す。 生地を一口大にちぎり、手のひらで丸く整えます。湯気の立った蒸し器に並べ、蓋をして強火で約5分30秒蒸します。団子の大きさによって加熱時間は調整し、中心まで火が通っていることを確認してください。
- 冷やして水気を切る。 蒸し上がった団子を氷水にとって冷やします。ザルにあげて水気を切り、表面を少し乾かします。
- 盛り付ける。 器にお月見団子を盛り、手作りゆで小豆をお好みの量添えたら完成です。
1人分の目安:約270円・約380kcal
※材料費とカロリーは、使用する食材や調味料、購入価格によって変わります。特にゆで小豆は作り置き分を含むため、実際の盛り付け量によって数値が変わります。

おいしく作るポイント
- 小豆は柔らかくなってから砂糖を加える:砂糖を早く加えると豆が柔らかくなりにくいため、指で潰せる程度まで煮てから味付けします。
- ゆで小豆は火を止めてから少し休ませる:煮汁と小豆がなじみ、しっとりとした仕上がりになります。
- お団子の大きさをそろえる:蒸し上がりのばらつきを防ぎ、均一なもちもち食感に仕上げやすくなります。
🌙 月の皿の台所から
「月の皿」という名前で活動しているくらい、私は昔から月が好きです。
夜、一人でぼーっと月を眺める時間。少し寂しく感じる夜にも、月は何も言わず、ただそこにいてくれます。その静かな感じが、なんとも好きなんですよね。
そんな私ですが、毎年十五夜が近づくと「今年こそお月見をしよう」と思いながら、気づけば過ぎてしまうことがよくありました。
十五夜を忘れたとき、仕事の忙しさに追われて、季節の移ろいや日本の風情を感じる余裕もなかったのだなと、少し寂しくなります。
「月の皿」なのに、お月見を忘れる。これはちょっといけませんね。
今年はそんなことにならないよう、台所で小豆を炊き、お団子を一つずつ丸めました。不思議なもので、ただ丸めているだけなのに「ああ、お月見の準備をしているんだな」という気持ちになります。
小豆は炊き上がってから休ませると、しっとりと味がなじんでいきます。お団子も蒸してから冷まし、少し表面を乾かします。
どちらも、すぐに食べずに少し待つ時間があるんですね。
月も満ち欠けを繰り返しながら、美しい姿を見せてくれます。そんなことを考えながら、台所で過ごす時間も悪くありません。
月を眺めるのも好きですが、お団子ができあがるのを待つ時間も、なかなか幸せです。
📹 動画のひとりごと
「小豆を炊くのが結構好きなので、あずき洗いが私の将来の姿なんじゃないかと思って、怖くなってしまう時がありますね。」
日本の妖怪「あずき洗い」が結構好きな私。小豆が出てくると、つい妖怪の話をしてしまいます。
そして、お団子を食べながら一言。
「花より団子じゃなく、月より団子。いや、月も負けてないですね。」
どちらも譲れないようです。
📝 月の皿メモ
上新粉は普段食べているお米と同じ「うるち米」、白玉粉はお餅にも使われる「もち米」が原料です。
上新粉はしっかりとした歯切れや弾力、白玉粉はなめらかさやもちもち感が特徴。今回は2種類を組み合わせ、さらに絹豆腐を加えることで、柔らかくもちっとした食感に仕上げています。
✨ アレンジするなら
- きなこを添える:香ばしさが加わり、素朴な味わいに。
- 黒蜜をかける:ゆで小豆と合わせて、甘みのある和スイーツに。
- お汁粉にする:余ったゆで小豆を水でのばして温め、お団子を添えて楽しめます。
🌙 おわりに
月を眺める楽しみと、お団子を食べる幸せ。どちらも味わえるのがお月見のいいところですね。
秋の夜長、少しだけ台所で手を動かして、月を待つ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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