こんにちは。日々の献立を提案している「月の皿」です🌙
今日は、冷房で冷えた体をじんわり温めてくれる、大根としょうがのスープをご紹介します。
夏本番前とはいえ、エアコンをしっかり効かせて過ごす日が増えてきました。暑いからと冷たい飲み物や食べ物を選んでいるうちに、気づけば手足の先が冷えていたり、胃が少し重たく感じたりすることもあります。
そんな日に飲みたくなるのが、やさしい味わいの温かいスープです。
薄く切った大根はやわらかく、しょうがの香りがふわっと広がります。鶏ガラスープのうまみを合わせることで、シンプルなのに満足感のある一杯になります。
悟空への憧れと、現実の「中年」ライフ
実を言うと、私は昔からかなりの食いしん坊です。
子どもの頃に大好きだった『ドラゴンボール』の悟空やベジータが、山盛りのごはんを豪快に食べる姿に憧れて、「自分もあんなふうに食べたい」と思っていました。
でも、現実の大人が勢いよく食べすぎるとどうなるか。
胸焼けはするし、お腹まわりには立派な浮輪がついてくるし、「そろそろ修行しないとな」と思う日が増えてきます。
とはいえ、いつも自分を厳しくするのは大変です。疲れている日には、体にやさしいものを食べて、少し甘やかしてあげる時間も必要だと思っています。
大根は、みずみずしくてやさしい味わいの野菜です。食べすぎたあとや、胃が重たく感じる日に、自然と手に取りたくなります。
そこにしょうがを合わせると、冷房で冷えた体にもじんわり届くような、ほっとするスープになります。
調理道具に困ったらこちらの記事をどうぞ。

「しょうがない」なんて言わせない、万能すぎる生姜
このレシピの主役は、やっぱりしょうがです。
私はしょうがを、とても頼もしい食材だと思っています。カレーにも、生姜焼きにも、ジンジャーエールにも、冬のジンジャーブレッドラテにも合う。料理にも飲み物にも自然となじんでくれる、万能選手のような存在です。
「暑いから涼しくしたい。でも冷えすぎたから温まりたい」
そんな人間のわがままにも、しょうがは「しょうがないな」と寄り添ってくれるような気がします。
少しダジャレを言いたくなるくらい、しょうがは日々の食卓に頼れる存在です。
それでは、冷房で冷えた日にも飲みやすい、大根としょうがのスープを作っていきます。
【レシピ】大根としょうがのスープ
調理時間の目安:約15分
分量:2人分
1人分の目安:約55円・約40kcal
材料(2人分)
具材
- 大根:1/8本程度
- しょうが:1/2かけ
- 万能ねぎ:3本程度
スープ
- 水:2と1/2カップ(500ml)
- 鶏ガラスープの素:小さじ2
- 酒:大さじ2
- 塩:小さじ1/2
- 粗びき黒こしょう:少々
※雲白肉などを作ったあとの豚肉の茹で汁があれば、水の代わりに使うと、よりうまみのあるスープになります。
作り方

1) 大根を薄く切る
- 大根(1/8本程度)は皮をむき、薄い輪切りにします。
- 大根が太い場合は、輪切りにしたあと半月切りにしても大丈夫です。
- 薄く切ることで火が通りやすくなり、短い時間でもやわらかく仕上がります。口に入れたときに、すっとほどけるような大根になると、このスープのやさしさが引き立ちます。
- 大根を切っていると、白くてみずみずしい断面に少し癒されます。派手な野菜ではありませんが、こういう静かな存在感が食卓を落ち着かせてくれます。
2) しょうがと万能ねぎを切る
- しょうが(1/2かけ)は皮をむき、細い千切りにします。
- 万能ねぎ(3本程度)は小口切りにします。
- しょうがは、細く切るほどスープになじみやすくなります。しっかり香りを感じたい方は少し太めに、やさしく香らせたい方は細めに切るのがおすすめです。
- 万能ねぎは仕上げに加えるので、先に切っておくと最後の作業がスムーズです。
- しょうがを切っていると、キッチンにすっとした香りが広がります。その香りだけで、少し体が温まる準備をしているような気持ちになります。
3) スープを火にかける
- 鍋に水(2と1/2カップ・500ml)、鶏ガラスープの素(小さじ2)、酒(大さじ2)、塩(小さじ1/2)を入れます。
- 中火にかけ、全体を軽く混ぜます。
- 雲白肉などを作ったあとの茹で汁がある場合は、水(500ml)の代わりに使うと、肉のうまみが加わって少し贅沢な味わいになります。
- スープが温まってくると、鶏ガラの香りがふわっと立ちます。ここに大根が入ると、少しずつやさしい味に整っていきます。
4) 大根を煮る
- スープが沸いてきたら、大根(1/8本程度)を加えます。
- 弱めの中火にし、アクが出てきたら軽く取りながら、5分ほど煮ます。
- 大根が透き通ってきて、箸がすっと入るくらいになれば大丈夫です。
- 薄切りにしているので、長く煮込まなくてもやわらかくなります。忙しい日でも作りやすいのが、このスープのうれしいところです。
- 鍋の中で大根が少しずつ透明になっていく様子を見ると、「ああ、整ってきたな」と感じます。料理の中にも、サウナのような整う瞬間があるのかもしれません。
5) しょうがと万能ねぎを加える
- 大根(1/8本程度)がやわらかくなったら、しょうが(1/2かけ分)を加えます。
- 軽く混ぜて、1分ほど温めます。
- 最後に万能ねぎ(3本程度)と粗びき黒こしょう(少々)を加えます。
- しょうがは加熱しすぎると香りが弱くなりやすいので、仕上げに近いタイミングで入れるのがおすすめです。万能ねぎも最後に加えると、緑色がきれいに残ります。
6) 器に盛り付ける
- 器にスープを盛ります。
- 大根の白、しょうがの淡い黄色、万能ねぎの緑が重なると、シンプルなのにきれいな一杯になります。
- 仕上げに粗びき黒こしょう(少々)をもう少しふってもおいしいです。
- ひと口飲むと、しょうがの香りがじんわり広がり、大根のやさしい甘みが体にしみていきます。

おいしく作るポイント
- 大根は薄く切ると、短時間でもやわらかく仕上がります。
- しょうがは仕上げに近いタイミングで加えると、香りが残りやすくなります。
- 万能ねぎは最後に加えると、色味がきれいに仕上がります。
- 鶏ガラスープの素は、茹で汁がある場合は少し控えめにしても大丈夫です。
- 粗びき黒こしょうを加えると、味が引き締まります。
- 料理初心者の方は、大根が透き通って箸が入るかを目安にすると分かりやすいです。
この料理に合う献立
大根としょうがのスープは、やさしい味わいなので、和食にも中華風の献立にも合わせやすい一品です。
冷房で体が冷えた日や、胃を休めたい日の汁物としてもおすすめです。
- 白粥:胃にやさしい組み合わせで、疲れた日にぴったりです。
- 冷奴:さっぱりした副菜と合わせると、軽めの献立になります。
- いわしの梅煮:甘辛い主菜に、しょうがのスープがよく合います。
- アジフライ:揚げ物の日に、さっぱりした汁物として合わせやすいです。
- なすとピーマンのピリ辛ソース:ピリ辛副菜に、やさしいスープがよく合います。
- 白ごはん:シンプルなスープと一緒に、落ち着いた献立になります。
- 雲白肉:茹で汁をスープに使うと、献立全体に流れが出ます。
アレンジするなら?
- 卵をプラス:溶き卵を回し入れると、やさしい卵スープになります。
- 豆腐をプラス:たんぱく質が加わり、軽めの主菜にもなります。
- 春雨をプラス:食べごたえが出て、満足感のあるスープになります。
- しいたけをプラス:うまみが加わり、より深い味わいになります。
- ごま油を少しプラス:仕上げに数滴たらすと、中華風の香りが引き立ちます。
冷房の中で、ぽかぽかする時間
暑い日には、冷房の効いた部屋が本当にありがたいです。
でも、気づかないうちに体の内側まで冷えてしまうことがあります。手足が冷たくなったり、胃が重たく感じたりするときは、温かいスープがちょうどよく感じます。
お風呂上がりに冷たい飲み物を楽しむのもいいですが、私はお酒を飲まないので、冷房の効いた部屋で温かいしょうがスープを飲む時間が好きです。
ガンガン冷房の中で、しょうがのスープを飲んでぽかぽかする。
少し不思議な組み合わせですが、お腹の中からじんわり温まる感じがして、疲れた日にはとても落ち着きます。
悟空のように山盛りごはんを食べる日も楽しいけれど、こうしてやさしいスープで自分をいたわる日も大切です。
皆さんも、冷房で冷えた体を、大根としょうがのスープでやさしく温めてみませんか?


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