こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。「月の皿」です🌙
夏真っ盛りのこの季節。外は暑いのに、室内では冷房に当たり続けて、思った以上に体が冷えていることもありますよね。
今回は、そんな日に食べたくなるなすとパプリカのトマトスープをご紹介します。
やわらかく煮えたなすに、パプリカとトマトの自然な甘み、ベーコンのコクを合わせた、彩り豊かなスープです。野菜を切って炒め、短時間煮込むだけなので、料理初心者の方にも作りやすくなっています。
温かいまま食べるのはもちろん、粗熱を取って冷やせば、暑い日にも食べやすい一皿になります。
🌊塩水を見ると、海へ行きたくなる
なすの下ごしらえに塩水を用意していると、私はふと「海へ行きたいな」と思います。
私は海のない県で育ったため、小学5年生の臨海学校で初めて海を見たときの衝撃を今でも覚えています。海水を口にしてしまい、「海ってこんなにしょっぱいんだ!」と驚きました。
それ以来、一度も海で泳いでいないのですが(笑)、鎌倉の海へ出かけて、砂浜でぼんやりと過ごす時間は大好きです。
ボウルに作った塩水は、もちろん本物の海とはまったく違います。それでも、なすを浸していると、あの日に見た広い海を少しだけ思い出します。
📝【レシピ】なすとパプリカのトマトスープ
分量:2人分
🛒材料(2人分)
具材
- なす:2本
- 黄色パプリカ:1/2個
- トマト:1個
- スライスベーコン:1枚
なすの下ごしらえ
- 水:2カップ
- 塩:小さじ2
炒める・煮る
- オリーブオイル:大さじ1
- 水:2と1/2カップ(500ml)
- コンソメスープの素:小さじ2
- 塩:少々
- こしょう:少々
トッピング
- 粉チーズ:適量
👩🍳作り方

調理道具に困ったらこちらの記事をどうぞ。

1) なすをさらす塩水を作る
- 大きめのボウルに、水(2カップ)と塩(小さじ2)を入れます。
- スプーンで混ぜ、塩の粒がほとんど見えなくなるまで溶かしてください。
- 切ったなす(2本)をすぐに入れられるよう、野菜を切る前に塩水を用意しておきます。
- この塩水を見ていると、小学生の頃に初めて海を見た日のことを思い出します。ただし、味見をして海を再現しようとはしないでください(笑)。
2) なすを2cm幅に切る
- なす(2本)は流水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
- なすのヘタには、ときどき鋭いトゲがあるため、指に刺さらないよう注意しながらヘタを切り落としてください。
- なすは、約2cm幅の輪切りにします。太い部分は、輪切りにしたあと半月切りにすると食べやすくなります。
- 切ったなすは、変色を抑えるため、すぐに水と塩を混ぜた塩水へ入れ、5分ほどさらします。
- 子どもの頃は、なすの紫色が少し苦手でした。今では、ツヤのある紫色を見るだけで「おいしそう」と感じるのですから、好みは変わるものですね。
- なすの皮には、ナスニンと呼ばれる色素成分が含まれています。栄養を意識した食事にも取り入れやすい夏野菜です。
3) パプリカを2cm角に切る
- 黄色パプリカ(1/2個)は流水で洗い、ヘタと種、内側の白いワタを取り除きます。
- 黄色パプリカは、縦に2cm幅ほどに切ってから向きを変え、約2cm角に切ってください。
- 大きさをそろえることで、なすと一緒に炒めたときに火の通り方が均一になります。
- 黄色いパプリカと赤いトマトが並ぶと、アイドルグループや戦隊ヒーローのメンバーのようで、見ているだけで少し元気が出ます。
- 私は昔から『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャブラックが好きでした。推しの話を始めると料理の手が止まりそうになるので、続きはパプリカを切り終えてからにしましょう。
4) トマトをざく切りにする
- トマト(1個)は流水で洗い、ヘタを取り除きます。
- トマトは縦半分に切り、さらに食べやすい大きさのざく切りにしてください。目安は2〜3cm角程度です。
- トマトは煮込むと形が崩れ、スープに甘みと酸味が広がります。そのため、細かく切りすぎなくても構いません。
- トマトにはリコピンなどの栄養素が含まれています。加熱料理にも取り入れやすく、スープの鮮やかな色を作ってくれる食材です。
5) ベーコンを1cm幅に切る
- スライスベーコン(1枚)は、約1cm幅の短冊切りにします。
- ベーコンだけでも、スープに塩気とうま味が加わり、野菜だけで作るよりもコクのある仕上がりになります。
- 加熱前のベーコンを切ったまな板や包丁は、ほかの食材を切り終えたあとに使用し、使い終わったらよく洗ってください。
6) なすの水気を切る
- 塩水にさらしておいたなすをザルに上げます。
- 表面に塩水が残らないように軽く流水で洗い、キッチンペーパーで挟むようにして、なすの水気を丁寧に拭き取ってください。
- 水気が多く残っていると、オリーブオイルに入れたときにはねることがあります。やけどを防ぐためにも、しっかり拭いておきましょう。
7) ベーコンを炒める
- 鍋にオリーブオイル(大さじ1)を入れ、中火で熱します。
- オリーブオイルが温まったら、1cm幅に切ったスライスベーコンを加えてください。
- 中火で1分ほど炒め、ベーコンの端に軽く焼き色がつき、香ばしい香りが立ってきたら次の工程へ進みます。
- ベーコンを先に炒めることで、脂とうま味がオリーブオイルに広がり、野菜へなじみやすくなります。
8) なすとパプリカを炒める
- ベーコンを炒めた鍋に、水気を切ったなすと、2cm角に切った黄色パプリカを加えます。
- 中火のまま3〜4分ほど炒め、全体にオリーブオイルとベーコンの脂をなじませてください。
- なす(2本)の表面に油がなじみ、少し透き通るようなツヤが出てきたら目安です。黄色パプリカ(1/2個)は、表面が少ししんなりする程度まで炒めます。
- なすが油を吸って、ツヤツヤと変化していく瞬間は、見ているだけでもおいしそうです。
9) トマトとスープの材料を加える
- なすと黄色パプリカが少ししんなりしたら、ざく切りにしたトマトを加えます。
- 続いて、水(2と1/2カップ・500ml)とコンソメスープの素(小さじ2)を加えてください。
- 木べらで鍋底から大きく混ぜ、コンソメスープの素(小さじ2)を全体になじませます。
- ベーコンのうま味とトマトのうま味が重なることで、少ない材料でも奥行きのある味わいになります。
10) 蓋をして煮込む
- 鍋を中火にかけ、スープが沸騰するまで加熱します。
- 沸騰したら弱めの中火にし、蓋をして4〜5分煮込んでください。
- 途中で一度蓋を開け、なす、黄色パプリカ、トマトを鍋底からやさしく混ぜます。
- なすに箸や竹串がすっと入り、パプリカがやわらかくなっていれば、火が通った目安です。蓋を開けるときは熱い蒸気が出るため、顔や手を近づけすぎないようにしましょう。
- 煮込んでいる間、私の頭の中では、大江千里さんの「夏の決心」やケツメイシさんの「夏の思い出」が流れています。料理と音楽が重なると、いつもの台所が少しだけノスタルジックな場所になります。
11) 塩とこしょうで味を調える
- 野菜がやわらかく煮えたら、一度味見をします。
- 塩(少々)とこしょう(少々)を加え、スープ全体を混ぜて味を調えてください。
- ベーコンとコンソメスープの素に塩気があるため、最初から塩を多く加えないようにしましょう。少量ずつ加えて、その都度味見をすると失敗しにくくなります。
- トマトの酸味が強く感じられる場合は、さらに1〜2分ほど弱火で煮ると、味がなじみやすくなります。
12) 器に盛り付ける
- 完成したなすとパプリカのトマトスープを、2つの器に分けて盛り付けます。
- 仕上げに粉チーズ(適量)を振りかけてください。
- 赤いトマト、黄色いパプリカ、紫色のなすが器の中に並ぶと、夏野菜らしい華やかなスープになります。
- 器やスープは熱くなっているため、運ぶときや食べ始めるときは、やけどに注意してください。

💡おいしく作るポイント
- なすは切ったらすぐ塩水へ入れる
切ったまま置いておくと変色しやすいため、先に塩水を準備しておきましょう。 - なすの水気をしっかり拭く
水分が残っていると油がはねやすく、焼き色もつきにくくなります。 - ベーコンを最初に炒める
ベーコンの脂とうま味を引き出してから野菜を加えると、スープにコクが出ます。 - なすに油をなじませてから煮る
煮る前に炒めておくことで、なすの食感と風味が引き立ちます。 - 塩は最後に少量ずつ加える
ベーコンとコンソメに塩気があるため、味見をしてから調整してください。 - 野菜を煮込みすぎない
なすがやわらかくなったら火を止め、パプリカの色と食感を少し残しましょう。 - 冷やす場合は早めに冷蔵庫へ入れる
粗熱を取ったら清潔な容器へ移し、長時間室温に置かないようにしてください。
✨アレンジするなら?
- にんにくを加える: ベーコンと一緒にみじん切りのにんにくを炒めると、香りとコクが増します。
- 玉ねぎを加える: 薄切りにした玉ねぎを加えると、自然な甘みのあるスープになります。
- ズッキーニを加える: なすと同じくらいの大きさに切って加えると、夏野菜をさらに楽しめます。
- 粉チーズを多めに振る: トマトの酸味がまろやかになり、食べごたえも増します。
- 冷やして食べる: 粗熱を取って冷蔵庫で冷やすと、ガスパチョ風のひんやりしたスープとして楽しめます。
🌙カラフルなスープから、夏の元気をもらう
なすとパプリカのトマトスープは、野菜の甘みとトマトのほどよい酸味に、ベーコンのコクが溶け込んだ一皿です。
鍋の中で赤、黄色、紫色の野菜が並んでいると、まるで戦隊ヒーローが集合したようで、見ているだけでも少し気持ちが明るくなります。
暑い日は冷たい料理ばかり選びたくなりますが、冷房で体が冷えた日には、温かいスープがじんわりとうれしく感じられることもあります。その日の体調や気分に合わせて、温かくしても、冷たくしても楽しんでください。
海や夏の歌を思い出しながら、皆さんもカラフルな夏野菜のトマトスープを作ってみませんか?


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